一般社団法人中国研究所
中国研究所は、戦後日本で最初に設立された中国研究専門の研究機関です。現代中国およびアジア地域の政治、経済、社会、文化、教育、歴史など諸般にわたる実状を客観的に調査、研究し、学術の発展に寄与するとともに、それを通して中国およびアジア諸地域の人々との相互理解を深めることを目的としています。
※『中国年鑑』刊行記念講演会については「中国年鑑」のページに掲載しております。
現代中国公開講座(旧 研究大会)
年1回開催する講演会です。近年は秋頃に開催しております。その時その時のトピックスをテーマに講師をお招きしてお話していただき、質疑応答などで討論していただきます。所員・研究会員・一般を問わず、どなたでもご参加いただけます。
2024年度 テーマ「米新政権下の米中関係を展望する」
(1)森聡(慶應義塾大学教授)「米新政権の対中安全保障政策の展望」
(2)大橋英夫(専修大学教授)「米政権移行期における米中経済関係」
司 会:高原 明生(中国研究所理事・東京女子大学特別客員教授・東京大学名誉教授)
日時:11月10日(日)
場所:東洋文庫 2 階講演室(対面)+Zoom(オンライン)
2023年度 テーマ「中国経済と半導体戦争」
(1)田中修(財務総合政策研究所特別研究官)「2023年の中国経済及び今後の展望」
(2)湯之上隆(微細加工研究所CEO兼所長)「米蘭日による中国への半導体輸出規制とその影響」
司会・ファシリテーター:山田周平(桜美林大学大学院特任教授)
鼎談:田中修・湯之上隆・山田周平
2022年度 テーマ「中国の軍事戦略と東アジアの安全保障環境の変容」
(1)飯田将史(防衛省防衛研究所米欧ロシア研究室室長)「中国による核戦力増強とその狙いについて」
(2)大澤淳(中曽根世界平和研究所主任研究員)「台湾を巡る中国のハイブリッド戦略――現状と展望」
(3)毛利亜樹(筑波大学助教)「中国の海外基地構築と海軍」
ディスカッサント:河上康博(笹川平和財団主任研究員)
司会:川島真(中国研究所理事・東京大学教授)
日時:2022年12月25日(日)
方法:オンライン(Zoom)
2021年度 テーマ「バイデン政権と米中対立」
(1)佐橋亮(東京大学准教授)「バイデン政権の対中政策」
(2)加茂具樹(慶應義塾大学教授)「中国の対米政策」
司会:山田賢一(中国研究所理事、NHK)
日時:2021年11月27日(土)
方法:オンライン(Zoom)
※講演内容は『中国研究月報』887号(2022年1月)に掲載しました。
2020年度 テーマ「中・米対立の最先端―激動の香港と台湾」
(1)倉田徹(立教大学教授)「香港国家安全維持法と東アジアへの影響」
(2)福田円(法政大学教授)「中国から台湾への多様なパワーの行使と東アジア国際政治」
司会:山田賢一(中国研究所理事・NHK)
日時:2020年11月14日(土)
方法:オンライン(Zoom)
※講演内容は『中国研究月報』875号(2021年1月)に掲載しました。
2019年度 テーマ「中華人民共和国70年と今後の展望」
(1)毛里和子(早稲田大学名誉教授)「一党支配は歴史的使命を終えるのかー建国70周年に思う」
(2)梶谷懐(神戸大学教授)「テクノロジーが変える中国社会ー監視技術と市民社会」
日時:2019年11月8日(金)
場所:東洋文庫2階講義室
※講演内容は『中国研究月報』863号(2020年1月)に掲載しました。
2018年度 テーマ「改革開放40周年と習近平新時代」
(1)初暁波(北京大学国際関係学院教授)「解け難いジレンマー日中関係における政治・安保上の対抗と経済・文化面の共生」
(2)柯隆(東京財団政策研究所主席研究員)「中国経済の正念場ー米中貿易戦争の行方と習近平政権の政策課題」
日時:2018年11月17日(土)
場所:科学技術振興機構(JST)東京本部別館1Fホール
※講演内容は『中国研究月報』851号(2019年1月)に掲載しました。
2017年度 テーマ「19回党大会後の中国」
司会:山田賢一(中国研究所理事)
(1)齋藤尚登(大和総研)「共産党大会後の中国経済をどう見るのか」
(2)金子秀敏(毎日新聞客員編集委員)「中国共産党第19回大会後の習近平政権の動向」
日時:2017年11月11日
会場:科学技術振興機構東京本部(サイエンスプラザ)BF1大会議室
※講演内容は『中国研究月報』839号(2018年1月)に掲載しました。
2016年度 テーマ「中国、膨張の中の不安」
司会:山田賢一(中国研究所理事)
(1)田中修(日中産学官交流機構特別研究員)「中国経済の現状と課題」
(2)趙宏偉(法政大学教授)「中国の東シナ海・南シナ海政策―習近平の世界戦略の視点から」
日時:2016年11月12日(土)
会場:科学技術振興機構東京本部(サイエンスプラザ)BF1大会議室
※講演内容は『中国研究月報』827号(2017年1月)に掲載しました。
2015年度 テーマ「中国の対外発展戦略」
司会:森保裕(中国研究所理事)
(1)田中哲二(中央アジア・コーカサス研究所所長)「AIIB設立の背景等」
(2)田中均(日本総研国際戦略研究所理事長)「中国の対外発展戦略」
日時:2015年11月7日(土)
会場:中央大学駿河台記念館330号室
※講演内容は『中国研究月報』815号(2016年1月)に掲載しました。
2014年度 テーマ「日中関係、今なすべきことは」
司会:森保裕(中国研究所理事)
(1)朱建栄(東洋学園大学教授)「習近平時代の中国政治と外交」
(2)谷野作太郎(元駐中国日本国大使)「今、日中関係に求められるもの」
日時:2014年11月15日(土)
会場:中央大学駿河台記念館670号室
※講演内容は『中国研究月報』803号(2015年1月)に掲載しました。
2013年度 テーマ「チャイメリカの虚実―米中新時代は本物か」
司会:山田賢一(中国研究所理事)
(1)土屋大洋(慶應義塾大学教授)「サイバーセキュリティと国際政治ー米中関係を中心に」
(2)矢吹晋(横浜市立大学名誉教授)「米中新型大国関係の形成と展望ー安全保障・経済依存・国際政治」
日時:2013年11月16日(土)
会場:中央大学駿河台記念館620号室
※講演内容は『中国研究月報』791号(2014年1月)に掲載しました。
2012年度 テーマ「日中関係とナショナリズム」
司会:杉山文彦(中国研究所理事長)
(1)毛里和子(早稲田大学名誉教授)「日中関係ー負のスパイラルから抜け出すために」
(2)森保裕(共同通信論説委員)「尖閣問題と日中のナショナリズム」
日時:2012年11月17日(土)
会場:中央大学駿河台記念館670号室
※講演内容は『中国研究月報』779号(2013年1月)に掲載しました。
2011年度 テーマ「ポスト胡錦濤体制へ」
司会:田中信行(東京大学教授)
(1)朱建栄(東洋学園大学教授)「胡錦濤の建党90周年記念演説に見る新しい取り組み」
(2)大西康雄 (アジア経済研究所)「中国新指導部の課題ー『発展』、『調和』の次に来るもの」
日時:2011年11月12日(土)
会場:中央大学駿河台記念館330号室
※講演内容は『中国研究月報』767号(2012年1月)に掲載しました。
2010年度 テーマ「中国沿海地域の労働争議・賃上げの影響」
(1)高見澤学(日中経済協会)「労働争議と賃上げの実態と経済的影響」
(2)田中信行(東京大学教授)「日系企業の紛争事例を検証する」
会場:中央大学駿河台記念館670号室
※講演内容は『中国研究月報』755号(2011年1月)に掲載しました。
2009年度 テーマ「中国共産党執政60年―その成果と課題」
司会:田中信行(東京大学教授)
(1)浜勝彦(中国研究所理事長)「改革開放30年の成果と課題ー政策展開過程から」
(2)毛里和子(早稲田大学教授)「現代中国60年をどう見るかーパラダイムシフトを考える」
日時:2009年11月14日(土)
会場:中央大学駿河台記念館330号室
※講演内容は『中国研究月報』743号(2010年1月)に掲載しました。
2008年度 テーマ「オリンピック後の中国」
司会:田島俊雄(東京大学教授)
(1)加々美光行(愛知大学教授)「中国の国家原理と民族問題のゆくえ」
(2)渡辺陽介(共同通信前中国総局長)「中国のメディア規制」
日時:2008年10月25日(土)
会場:文京区区民会議室4階ホール(シルバーホール)
※講演内容は『中国研究月報』731号(2009年1月)に掲載しました。
2007年度 テーマ「第17回党大会における中国共産党の選択」
司会:山田賢一(中国研究所理事)
(1)清水美和(東京新聞論説委員)「胡錦濤「緩兵の計ー党17回大会の人事」
(2)浜勝彦(創価大学教授)「中国の経済過熱と環境問題における中央・地方関係」
日時:2007年11月10日(土)
会場:文京区民センターの3-A会議室
※講演内容は『中国研究月報』719号(2008年1月)に掲載しました。
2006年度 テーマ「中国社会の変動と今後の日中関係」
司会:並木頼寿(東京大学教授)
(1)田島俊雄(東京大学教授)「社会主義新農村建設と中国の農業・農村問題」
(2)朱建栄(東洋学園大学教授)「安倍政権下の日中関係の展望」
日時:2006年11月11日(土)
会場:中国研究所会議室
※講演内容は『中国研究月報』707号(2007年1月)に掲載しました。
2005年度 テーマ「波乱含みの日中関係―政冷経熱から政経両冷への危険の深層を問う」
司会:山田賢一(中国研究所理事)
(1)辻康吾(元毎日新聞北京支局長)「日中関係のひずみの深層を問う」
(2)高橋満(帝京教授)「中国脅威論と中国特需の経済学」
日時:2005年5月21日(土)
場所:タワーホール船堀4F研修室
※講演内容は『中国研究月報』689号(2005年7月)に掲載しました。
2004年度 テーマ「中国の経済発展と社会変化」
司会:高橋満(帝京大学教授)
(1)横田高明(大阪産業大学教授)「中国経済の台頭と日中モノづくり構造変化」
(2)杉山文彦(東海大学教授)「変貌する中国社会をどう見るか」
日時:2004年5月8日(土)
会場:江戸川区総合区民ホールの4F研修室
※講演内容は『中国研究月報』677号(2004年7月)に掲載しました。
2003年度 テーマ「中国・胡錦濤時代を占う」
司会:杉山文彦(東海大学教授)
(1)趙宏偉(法政大学助教授)「胡錦濤の政治とSARS政局」
(2)田中信行(東京大学教授事)「改革開放政策の新しいステージ」
日時:2003年5月31日(土)
会場:江戸川区総合区民ホール4F研修室
※講演内容は『中国研究月報』666号(2003年8月)に掲載しました。
2002年度 テーマ「日中国交回復30周年記念ー日本と中国 その過去と未来を語る」
司会:伊藤一彦(宇都宮大学教授)
(1)天児慧(早稲田大学大学院教授)「新段階を迎えた日中関係の座標軸」
(2)劉傑(早稲田大学社会科学部教授)「中国の日本観30年」
(3)小島末夫(国士舘大学21世紀アジア学部教授)「国交正常化後の日中経済関係」
日時:2002年5月18日(土)
会場:江戸川区総合区民ホールの2階蓬莱の間
※講演内容は『中国研究月報』654号(2002年8月)に掲載しました。
2001年度 テーマ「21世紀の中国―巨龍は昇り続けるか」
(1)趙宏偉(法政大学助教授)「ポスト江沢民時代を迎える中国の課題」
(2)沼尻勉(早稲田大学現代中国総合研究所幹事)「上海・浦東開発の十年と今後の進展」
(3)浜勝彦(創価大学教授)「西部大開発の意義と長期展望」
ゲスト:張会才(中共中央党史研究室教授)
日時:2001年5月19日(土)
会場:文京区民センターの2-A会議室
※講演内容は『中国研究月報』642号(2001年8月)に掲載しました。
2000年度 テーマ「台湾海峡の今後を読む」
(1)塚本元(法政大学教授)「陳水扁政権の成立に見る台湾政治の現状」
(2)朱建栄(東洋学園大学教授)「中国の台湾政策」
(3)川上桃子(アジア経済研究所)「台湾経済の発展過程ー中小企業からの視点」
日時:2000年5月13日(土)
会場:文京区民センターの2-A会議室
※講演内容は『中国研究月報』630号(2000年8月)に掲載しました。
1999年度(研究大会) テーマ「21世紀の日中関係―中・米のはざまで」
(1)大里浩秋(神奈川大学教授)「中国は日本をどう見てきたか」
(2)鮫島敬治(日本経済研究センター客員研究員)「中国の発展戦略と日本の対応」
(3)高原明生(立教大学助教授)「21世紀アジア・太平洋の国際関係」
日時:1999年5月22日(土)
会場:文京区民センターの2-A会議室
※講演内容は『中国研究月報』621号(1999年11月)に掲載しました。
1998年度(研究大会) テーマ「アジア通貨危機と中国・香港・台湾」
(1)藤村幸義(日本経済新聞論説委員)「アジア通貨危機克服のための処方箋」
(2)高橋満(東京大学大学院教授)「中国の対外経済関係の変化と人民元のゆくえ」
(3)劉進慶(東京経済大学教授)
日時:1998年5月23日(土)
会場:文京区民センター
※講演内容は『中国研究月報』609号(1998年11月)に掲載しました。
現代中国研究会
中国を様々な視点から研究・分析する中国研究所主催の講演会です。
所員・研究会員・一般を問わず、どなたでもご参加いただけます。
第45回 2023年12月2日(土) 東洋文庫講演室+Zoom(オンライン併用)
中澤穣(東京新聞外報部)「「女権主義」が変える中国社会」
第44回 2023年6月10日(土) 東洋文庫講演室
張泰格(香港問題ジャーナリスト)「国家安全法による香港メディアの変化とメディア界の現状」
第43回 2022年10月9日(日) 東洋文庫講演室+Zoom(オンライン併用)
長井暁(ジャーナリスト、元NHKプロデューサー)「日中国交正常化から50年~NHKの周年特集番組はどう変遷してきたか~」
第42回 2022年6月11日(土) オンライン(Zoom)
近藤大介(『現代ビジネス』編集次長)「秋の20回党大会をうらなう――新型コロナとウクライナ戦争の影響」
第41回 2021年5月22日(土) オンライン(Zoom)
西村哲也(時事通信元香港支局長・現解説委員)「「香港国家安全維持法」下の香港と中国」
第40回 2021年3月21日(日) オンライン(Zoom)
テーマ「李香蘭と近代映画研究の最前線」
川崎賢子(立教大学)「『支那の夜』再検討―李香蘭研究の可能性と課題」
古市雅子(北京大学)「中国の満映研究―その過程と突破」
コメンテーター:張新民(大阪市立大学)
第39回 2019年10月26日(土) 中国研究所会議室
張豊(ウェブメディア編集長)「中国メディアの現在ー希望から絶望へ:ある中国紙の20年を振り返って」
第38回 2019年7月6日(土) 中国研究所会議室
野嶋剛(大東文化大学特任教授)「ウエブ時代の自由の悩みと不自由の悩み―二分化が進んだアジアの報道・言論の自由」
第37回 2019年3月23日(土) 中国研究所会議室
西村哲也(時事通信外信部長)「岐路に立つ香港=中国化と非中国化」
第36回 2018年12月8日(土) 中国研究所会議室
泉京鹿氏(翻訳家)「中国文学『走出去』政策の現状と課題―第五回漢学家文学翻訳国際検討会報告」
第35回 2018年3月3日(土) 中国研究所会議室
伊藤良司(NHK報道局国際部)「ピョンチャン(平昌)オリ・パラ後の朝鮮半島―中国の役割と限界
第34回 2017年3月25日(土) 中国研究所会議室
張万洪(武漢大学教授)「自らの役割をめぐって困惑する中国の「群団組織」ー権利擁護活動はいかに展開すればよいのか」
第33回 2016年10月1日(土) 中国研究所会議室
張漢園(NPO法人日中医学交流センター事務局長)「日中医療交流の現状と課題」
第32回 2016年5月28日(土) 中国研究所会議室
近藤大介(『週刊現代』編集次長)「「パックス・チャイナ」は実現するか」
第31回 2015年12月12日(土) 中国研究所会議室
ワン・ジョン(汪錚)(シートンホール大学准教授)「中国の歴史認識はどう作られたのか(勿忘国恥:歴史記憶如何影響中国政治和外交/Never Forget National Humiliation: Historical Memory in Chinese Politics and Foreign Relations)」
第30回 2015年10月10日(土) 中国研究所会議室
王立銘(風刺漫画家)「漫画を通じて中国世論をみる」
第28回 2015年2月28日(土) 中国研究所会議室
長井暁(東京大学非常勤講師)「メディアは日中戦争をどう伝えて来たか」
第27回 2014年6月14日(土) 中国研究所会議室
青樹明子(ノンフィクション作家)「哈日族と抗日ドラマ」
第26回 2014年3月29日(土) 中国研究所会議室
西澤なぽり(元駐中国企業家・元日本人紅衛兵)「中国の昔と今―祖父徳田球一時代から」
第25回 2013年12月14 日(土) 中国研究所会議室
西本紫乃(広島大学大学院社会科学研究科博士後期課程)「インターネットと民意」
第24回 2013年9月28日(土) 中国研究所会議室
田中修(日中産学官交流機構特別研究員)「中国金融の諸問題」
第23回 2013年4月20日(土) 中国研究所会議室
稲田健志(日中環境協力支援センター有限会社) 「中国環境問題の最新動向―PM2.5を中心に」
第22回 2012年12月4日(火) 中国研究所会議室
陳冠中(作家) 「中国―その現在と未来」
第21回 2012年6月2日 (土) 中国研究所会議室
木野賢治(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)「総統選前後の台湾情勢と両岸関係の行方」
第20回 2012年3月24日(土) 中国研究所会議室
楊逸(作家)「私が経験してきた日中関係」
第19回 2011年12月10日(土) 中国研究所会議室
本田親史(明治大学兼任講師)「2000年代以降の中国社会変動をどう見るか―90年代台湾の視角からの考察」
第18回 2011年10月8日(土) 中国研究所会議室
福島香織(ジャーナリスト、元産経新聞)「台湾総統選挙最新情勢報告」
第17回 2011年7月2日(土) 中国研究所会議室
大西康雄(共同通信社)「上海から見た中国経済の近況―GDP世界2位の虚実」
第16回 2011年5月21日(土) 中国研究所会議室
阮蔚(農林中金総合研究所主任研究員)「世界と中国の食糧事情―再び高騰に転じた食糧価格の背景」
第15回 2010年12月18日(土) 中国研究所会議室
山田賢一(NHK放送文化研究所)「対外発信強化に動く中国 」
第14回 2010年9月25日(土) 中国研究所会議室
辻康吾(中国研究所所員)「『中共重要歴史文献資料匯編』・『中共党史教学参考資料』の『目次分冊』について」
第13回 2010年8月21日(土) 中国研究所会議室
波多野真矢(京劇研究者) 「二十世紀の京劇の変遷―呉祖光と京劇」
第12回 2010年5月15日(土) 中国研究所会議室
水谷尚子(中央大学非常勤講師)「1990年代中国南新疆に於けるウイグル人の反政府運動について」
第11回 2010年2月13日(土) 中国研究所会議室
及川淳子(日本大学大学院博士後期課程)「「2008憲章」と公共知識人―劉暁波、馮正虎、崔衛平を中心に」
第10回 2009年8月25日(火) 中国研究所会議室
曹応旺(中共中央文献研究室第五編研部副主任)「陳雲と改革開放政策の展開」
第9回 2009年4月21日(火) 中国研究所会議室
石濱裕美子(早稲田大学教授) 「チベット―民衆蜂起から50周年を迎えて」
第8回 2009年3月9日(月) 中国研究所会議室
吉岡桂子(朝日新聞)「中国の愛国経済と世界経済」
第7回 2009年1月15日(木) 中国研究所会議室
中島宏(中国研究所所員) 「中朝国境を見る」
第6回 2008年12月13日(土) 中国研究所会議室
山田賢一(NHK放送文化研究所)「最新中国のメディア事情」
第5回 2007年11月20日(火) 中国研究所会議室
高文謙(元中国共産党文献研究室研究員)「『周恩来秘録』をめぐって」
第4回 2007年10月5日(金) 中国研究所会議室
林暁光(早稲田大学大学院アジア太平洋研究所客員教授)「中国における多様化す『文革』研究の現状」
第3回 2006年4月17日(月) 中国研究所会議室
古畑康雄(共同通信社)「中国最新メディア報告(都市報とメディア規制)
第2回 2004年3 月13日(土) 中国研究所会議室
久保田博子(NPO法人宋慶齢基金会日中共同プロジェクト委員会JCC)「中国の貧困問題を考える―貴州省凱里市三棵樹鎮衛生院における婦幼保健中心建設支援より」
第1回 2004年3 月6日(土) 中国研究所会議室
林暁光(早稲田大学大学院アジア太平洋研究所客員教授)「21世紀を迎える中米関係とその日本要因:戦略的関係と利益構造の視点から」
日中経済交流史研究会(終了)
本研究会は、戦後の日中間の経済・貿易に関する交流・関係の歴史をまとめることを目的とし、(1)重要な史実の伝承・資料の収集・蓄積、(2)歴史の教訓を把握することに力を入れ、2000年6月より研究会活動を展開し、2020年2月に120回をもって終了しました。
※本研究会の総括は、横井陽一「日中経済交流史研究会の総括―その成果
と教訓」(『中国研究月報』874号、2020年12月)をご参照ください。
世話人:内山宏男(代表、中国研究所研究会員)、都築洋(副代表、中国研究所所員)
第120回(2020.2.14)高原明生(東京大学教授)「今後の日中関係」
第119回(2019.11.3)大久保勲(福山大学名誉教授)「横濱正金銀行から東銀へ、そして三菱UFJへ―新中国成立から70年間の人民元相場を振り返り、実務の対象としての中国の未来を展望する」
第118回(2019.9.18)五百旗頭真(兵庫県立大学理事長、前防衛大学校長)「近年の米中関係」
第117回(2019.6.12)嶋原信治(日中投資促進機構事務局長)「トヨタの中国投資戦略」
第116回(2019.4.15)小坂文乃(日比谷松本楼代表取締役社長)「孫文と梅屋庄吉」
第115回(2019.2.22)片山和之(前上海総領事)「3年半の上海勤務で思う近年の日中関係」
第114回(2018.11.29)服部健治(日中協会理事長)「新しい段階における日中関係」
第113回(2018.9.25)阿南友亮(東北大学教授)「人民解放軍の軍拡からみる中国近況―日米と貿易しつつ日米を念頭に軍拡を続ける中国に関する考察」
第112回(2018.7.11)松野豊(日中産業研究員代表取締役)「重要政策からみる中国の近未来ー清華大学での11年より」
第111回(2018.5.28)村田忠禧(横浜国立大学名誉教授)「改革開放の歴史から見た「習近平新時代中国特色社会主義思想」の提起と今後の課題」
第110回(2018.3.18)香田洋二(元海上自衛隊自衛艦隊司令官)「中国、北朝鮮、アメリカをめぐる軍事状況」
第109回(2018.1.25)峰毅(東京大学経済学博士)「『中国工業化の歴史』出版記念講演会」
第108回(2017.11.22)岡田充(共同通信客員論説委員)「習近平第2期の門出はー対米、台湾、北朝鮮政策を読む」
第107回(2017.9.14)内田雅敏(弁護士)「日中国交正常化45周年ー平和資源としての三菱マテリアル和解」
第106回(2017.7.28)小島麗逸(大東文化大学名誉教授)「中国の都市と農村の土地市場統一の動き」
第105回(2017.5.26)菱田雅晴(法政大学教授)「日中相互のイメージ形成プロセス」
第104回(2017.3.23)松本盛雄(元パプア・ニューギニア大使)実務経験から見た日中外交―理想と現実」
第103回(2016.1.26)大久保勲(福山大学名誉教授)「人民元相場の回顧と展望」
第102 回(2016.11.11)青山周(経団連中国室長)「中国の環境問題とビジネス」
第101回 (2016.9.12)武吉次朗(国貿促相談役)「毛沢東時代の日中貿易を振り返って」
第100回(2016.7.11)武吉次朗(国貿促相談役)・大久保勲(福山大学名誉教授)・服部健治(中央大学教授)・加藤千洋(同志社大学教授)「私の中国とは?」
第99回(2016.5.16)加藤青延(NHK解説委員)「習近平国家主席の政治闘争と挫折」
第98回(2016.3.14)江原規由(国際貿易投資研究所チーフエコノミスト)「中国経済の発展戦略」
第97回(2016.1.27)高木喜孝(日中法律家交流協会理事長)「中国の2013年『3中全会』決定に基づく司法改革について」
第96回(2015.11.30)澤田ゆかり(東京外国語大学教授)「中国の少子高齢化と社会保障改革」
第95回(2015.9.28)阿古智子(東京大学准教授)「習近平政権の法治の行方」
第94回(2015.7.28)高原明生(東京大学教授)「日中関係なにが問題か」
第93回(2015.5.19)下荒地修二(元駐中国日本国公使)「外務省40年、日中関係40年-尖閣諸島の最近の動向も」
第92回(2015.3.31)瀬口清之(キャノングローバル研究主幹)「『新常態』下の中国経済と今後の日中経済関係」
第91回(2015.1.20)服部健治(中央大学教授)「上海で見たこと、感じたこと、考えたことー中国社会の変貌をえぐる」
第90回(2014.11.11)武吉次朗(国貿促相談役)「中国の新語と外来語に見る世相の変遷」
第89回(2014.9.30)大久保勲(元東京三菱銀行駐華総代表)「人民元動向と中国経済」
第88回(2014.7.29)谷野作太郎(元駐中国日本国大使)「アジアの巨竜・中国とどう取り組むかー最近の中国情勢と日中関係」
第87回(2014.5.27)山本勲(前産経新聞中国総局長)「習近平政権の内外戦略と日本」
第86回(2014.3.25)凌星光(日中科学技術文化センター理事長)「日中経済知識交流会の1980年代に果たした役割」
第85回(2014.1.30)佐藤嘉恭(元駐中国日本国大使)「2014年の日本外交の課題―日米中関係の展望」
第84回(2013.10.29)久保孝雄(元神奈川県副知事)「逆風の中の日中関係ー打開の道はあるのか」
第83回(2013.8.26)杉本孝 (京都大学経営管理大学院客員教授)「日中相互不信の淵源を探るー尖閣問題と対日賠償放棄」
第82回(2013.6.24)荒井利明 (元読売新聞論説委員)「中国現代史の再検討」
第81回(2013.4.23)星博人(現霞山会常任理事)「私の中国物語」
第80回(2013.2.26)谷口誠(元国連大使)「日・中の対立を超えて」
第79回(2012.12.18)小原育夫(元広州総領事)「中国に60数年かかわってー季節の話題」
第78回(2012.10.30)武吉次朗(日本国際貿易促進協会相談役)「近年の新語が映す中国社会」
第77回(2012.8.21)田所竹彦(元朝日新聞論説副主幹)「私の見たアジアの潮流」
第76回(2012.6.13)村田忠禧(横浜国立大学名誉教授)「尖閣諸島・釣魚島問題をどう考えるか」
第75回(2012.4.24)宮内雄史(東京大学北京代表所所長)「変化する日本・中国の立位置」
第74回(2012.2.28)服部健治(中央大学教授)「日中経済関係40年ー戦略国家と非戦略国家のあざなえる道程」
第73回(2011.12.20)平井博二(国際貿易促進協会相談役)「日中貿易の歴史(第1段階:新中国~文革まで)ー体験を中心に」
第72回(2011.10.25)内山宏男(日中経済交流史研究会監事)「日中貿易の歴史(第2段階:文革~改革開放まで)―体験を中心に」
第71回(2011.8.30) 花田麿公(元在モンゴル大使)「モンゴルと中国、そして内蒙古」
第70回(2011.6.29) 服部健治(中央大学教授)「日本企業は中国市場で何を獲得するか ―中国ビジネスの戦略的転換」
第69回(2011.4.21)益尾知佐子(九州大学准教授)「中国の海洋政策―中越関係を中心に」
第68回(2011.2.22)西忠雄(元日本国際貿易促進協会)「日中シルク貿易顛末記 ―生糸一元輸入制度下・管理貿易の20年」
第67回(2010.11.25)安田茂(元山一證券国際金融部長)「古典に学ぶ中国共産党の戦略性 」
第66回(2010.9.28)伊藤博(元東京海上)「中国における保険業の改革と開放」
第65回(2010.7.8)峰毅(元三井化学)「日中歴史認識問題と満洲問題」
第64回(2010.5.18)田畑光永(「リベラル21」代表)「中国脅威論の正体」
第63回(2010.3.17)小島末夫(国士舘大学教授)「インドから見た中国ー印中関係の現状と課題」
第62回(2010.1.20)浅川秀二(元新日鐵北京所長)「中国閑話ー雲南の生活を通して感じたこと」
第61回(2009.12.2)清水美和「中国問題の核心―胡錦濤政治と日本」
第60回(2009.9.29)武吉次朗「争点の変遷が映す中国の足跡」
第59回(2009.7.28)平井博二「中国対外貿易60年の変遷―変遷の根拠は何か」
第58回(2009.6.2)凌星光「金融危機の中国にもたらすメリット」
第57回(2009.3.9)吉岡桂子「中国の愛国経済と世界経済」
第56回(2009.11.5)中島宏「中朝国境を見る」
第55回(2008.11.18)辻康吾「官方歴史と民間歴史」
第54回 (2008.9.8)髙見澤学「中国のエネルギー事情と世界経済」
第53回 (2008.7.23)服部健治「日中経済関係の新段階と中国ビジネス再構築」
第52回(2008.5.22)藤野文晤「中国をどう見るか」
第51回(2008.3.12)武吉次朗「キーワードでみる中国」
第50回 (2008.1.16)根岸宏和「中国物流ヨモヤマ話」
第49回(2007.11.5)杉本孝「『国事憶述』の翻訳裏話―翻訳作業を通して見えてきたこと」
第48回(2007.9.28)加藤千洋「最近の中国情勢」
第47回(2007.7.25)たかはしひろし 「十七大開催を前に―要人分析」
第46回(2007.5.9)丹藤佳紀「ことばから見る中国の変遷」
第45回(2007.3.13)服部健治「アメリカ企業は中国市場をどう見ているか」
第44回(2007.2.16)小林二郎「中国を見つめて」
第43回(2006.11.21) 唐木田俊介「中国の物流について」
第42回(2006.9.8)佐々木三郎「加ト吉 in China」
第41回(2006.7.10)武吉次朗「第1~11次各五ヶ年計画の特徴と日中経済交流」
第40回(2006.5.16)内山宏男「第11次5ヵ年計画期の中国自動車産業」
第39回(2006.2.24)兵藤義清「私の見た日中石油貿易」
第38回(2005.11.22)武吉次朗「対中国戦時賠償問題の資料といくつかの見方」
第37回(2005.9.16)中川環「上海製鉄所の建設とその後」
第36回(2005.7.22)中川環「上海宝山製鉄所プロジェクトとの前史」
第35回(2005.5.9)凌星光「抗日行動の背景と中国側への提案」
第34回(2005.6.23)吉田進「最近のロシア経済と太平洋パイプライン問題」
第33回(2005.2.25)武吉次朗「中国・鎖国から開放への軌跡(1978-1979年)」
第32回(2005.12.7)下司上「32年ぶりの北京―友好商社マンとしての滞在、そしてアカハタ北京支局開設へ」
第31回(2004.11.26)内田禎夫「東シナ海の海洋権益問題に関する一考察」
第30回(2004.9.27)河村廣「輸銀の対中関係(78-82年)
第29回(2004.8.5)山本孝允・加来洋二郎・辻誠「周4条件の衝撃―太洋物産・伊藤忠・第一物産・日商のケース」
第28回(2004.6.7)都築洋「周4条件の衝撃―住友商事のケース」
第27回(2004.2.3)林暁光「改革開放初期の中国の対日経済戦略(70年代末から80年代にかけてを中心に)
第26回(2003.11.28)横井陽一「WTO加盟後の中国の石油・石油化学産業」
第25回(2003.10.10)池上隆介「中国ビジネス20数年と「対中直接投資」問題の課題」
第24回(2003.9.18)大久保勲「人民元相場の問題点」
第23回(2003.8.1)大西義久「中国人民元の切り上げ論について」
第22回(2003.6.20)内山宏男「激戦始まる中国自動車産業」
第21回(2003.5.20)田中卓次「日立製作所での対中国業務の体験から」
第20回(2003.4.22)杉崎元侯「対中国・対アジア業務40年の経験から」
第19回(2003.2.25)林祁「胡錦濤総書記にまつわる件」
第18回(2002.11.21)渡辺弥栄司「1960年代前半の対中国・通商政策の思い出」
第17回(2002.9.26)平井博二「国交回復を目指した日中民間貿易協定」
第16回(2002.8.23)李恩民「日本の資源外交と1970年代の日中関係の発展」
第15回(2002.7.24)田中脩二郎「日中国交正常化当時の稲山嘉寛氏―72年8月の日本経済人訪中団(周恩来総理との会談など)」
第14回(2002.6.6)山村隆志「日中国交正常化のころ―71・72年の思い出」
第13回(2002.4.2)国吉澄夫「中国企業の虚像と実像及び日本の製造業」
第12回(2002.3.22)辻誠「一通事件」
第11回(2002.2.4)石田錠二「日本の産業空洞化と日中関係」
第10回(2001.11.26)中島宏「最近の訪中所感―西部開発など」
第9回(2001.10.5)石田錠二「独資企業経営・山東省烟台5年間の体験」
第8回(2001.7.13)嶋原信治「日中の自動車産業取引」
第7回(2001.5.23)内山宏男「中国の自動車産業について」
第6回(2001.3.23)樺島康介「日中鉄鋼商談について」
第5回(2001.2.23)花澤榮治「日中鉄鋼プラント商談」
第4回(2000.11.10)横井陽一「79年のプラント契約の未発行問題の発生と解決」
第3回(2000.9.29)川瀬史郎「日中間の重機械貿易について」
第2回(2000.7.25)横井陽一「≪1978年の中国の政治経済動向≫1978年のプラント商談」
第1回(2000.6.19)横井陽一氏「1972―78年の中国の技術導入政策と日中経済交流」
ユーラシアアジア動向セミナー
この度、21世紀の世界の変動の焦点となるユーラシアアジアを、より立体的に把握すべく、「アジア調査会」と共催で定期的に「ユーラシアアジア動向セミナー」を立ち上げることといたしました。報告はユーラシアアジア域の重要な2地点についての並行的な報告になります。
世話人:田中哲二(中国研究所会長・アジア調査会参与)
第4回 2018年9月3日(火)/ 毎日ホール
清水学(ユーラシア・コンサルタント代表取締役)「インド太平洋構想と南アジア情勢」
田中哲二(中央アジアコーカサス研究所所長)「中国の少数民族政策―チベット出張報告にかえて」
第3回 2017年12月6日(水)/ 毎日ホール
清水学(ユーラシアコンサルタント代表取締役)「中露米の対西南アジア政策の現状と課題」
茅原郁生「習近平2期政権誕生と対UA戦略」
第2回 2017年9月27日(水)/ 毎日ホール
汪婉(駐日中国大使館友好交流部参事官)「一帯一路政策の展開とAIIB」
下斗米伸夫(法政大学教授)「プーチンのユーラシア政策」
第1回 2017年7月26日(水)/ 毎日ホール
川島真(東京大学教授)「トランプ政権下の米中関係と東アジア情勢」
今井宏平(アジア経済研究所研究員)「エルドアン政権の独裁強化とシリア・ロシア関係」
シンポジウム・ワークショップ
中国研究所 × 笹川平和財団 日中平和友好条約締結45周年記念シンポジウム
企画統括・司会:川島真(中国研究所理事、東京大学教授)
第1回「日中平和友好条約締結前後の外交過程――日中双方の視点」
日時:2023年11月30日(木)
方法:Zoomウェビナー(中曽根平和研究所からの中継配信)
基調講演:井上正也(慶應義塾大学教授)
パネリスト:若月秀和(北海学園大学教授)、益尾知佐子(九州大学教授)、江藤名保子(学習院大学教授)
第2回「「日中友好」の時代――日中平和友好条約締結の意味を考える」
日時:2023年12月4日(月)17:00-19:00
会場:笹川平和財団ビル国際会議場
方法:対面・オンライン(Zoomウェビナー)併用
基調講演:劉 傑(早稲田大学教授)
パネリスト:服部健治(中央大学大学院名誉フェロー・日中協会副会長)、 馬場公彦(北京外国語大学副教授)、荒川雪〔王雪萍〕(東洋大学教授)
中国研究所 × 笹川平和財団「日中国交正常化」50周年記念連続講演会
会場:笹川平和財団ビル国際会議場/一般参加:Zoomウェビナー
企画統括:川島真(中国研究所理事、東京大学教授)
第1回「国際関係の変容と日中関係――1972年からウクライナ危機まで」
日時:2022年8月18日(木)
基調講演:北岡伸一(JICA特別顧問、東京大学名誉教授)
パネリスト:益尾知佐子(九州大学准教授)、峯村健司(青山学院大学客員教授)、佐橋亮(東京大学准教授)
司会:川島真(中国研究所理事、東京大学教授)
第2回「日中関係の50年を振り返る――変わったものと変わらないもの」
日時:2022年8月30日(火)
パネリスト:宮本雄二(宮本アジア研究所代表、元駐中国大使)、劉傑(早稲田大学教授)、吉岡桂子(朝日新聞編集委員)
司会:伊藤一彦(中国研究所常務理事、元宇都宮大学教授)
第3回「歴史の中の日中50年――1972年体制を考える」
日時:2022年9月25日(日)
基調講演:高原明生(東京大学教授)
パネリスト:井上正也(慶應義塾大学教授)、福田円(法政大学教授)、江藤名保子(学習院大学教授)
司会:村田雄二郎(本研究所常務理事、同志社大学教授)
第4回「日中経済関係の軌跡――50年のダイナミズム」
日時:2022年10月27日(木)
パネリスト:丸川知雄(東京大学教授)、岡嵜久実子(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)、髙見澤学(日中経済協会理事・調査部部長)
司会:内藤二郎(大東文化大学学長)
第5回「文化・社会の面から見る日中関係50年」
日時:2022年12月18日(日)
パネリスト:園田茂人(東京大学教授)、高橋恵子(元中国国際放送日本語部資深専家・アナウンサー)、真殿仁美(城西大学准教授)
司会:杉山文彦(中国研究所顧問・前理事長、元東海大学教授)
第6回「対中ODAの面から見る日中関係」
日時:2022年12月25日(日)
パネリスト:北野尚宏(早稲田大学教授)、小嶋華津子(慶應義塾大学教授)、城山英巳(北海道大学教授)
司会:山田賢一(中国研究所顧問)
※講演内容は『中国研究月報』896~901号(2022年10月~2023年3月)に「記録」として連載しました。
「最新研究でみる辛亥革命への多角的視座 ――辛亥革命110年シンポジウム」
2021年12月18日(土)13:00~17:00
登壇者・関係者=対面(東洋文庫)/一般参加者=オンライン
※東洋文庫超域アジア部門現代中国研究班との共催
主催者挨拶・趣旨説明 川上哲正(中国研究所理事長)
報告1(政治):清末政治の歴史的展開から見た辛亥革命
八百谷晃義(台湾・慈済大学助理教授)
報告2(財政):清末立憲改革期の国家財政と皇室経費
佐藤淳平(岡山大学専任講師)
報告3(日中関係):辛亥革命と日本の外交――「国際協調」をめぐって
久保田裕次(国士舘大学専任講師)
報告4(満漢関係):辛亥革命後の「清室優待条件体制」と清室、旗人社会――ラストエンペラー溥儀のいた紫禁城と北京
阿部由美子(二松学舎大学非常勤講師)
報告5(ムスリム社会):愛国・信仰・面子――清末民初華北ムスリム社会における辮髪切除をめぐる議論と実践
海野典子(早稲田大学研究員)
コメント:村田雄二郎(同志社大学教授)、櫻井良樹(麗澤大学教授)
司会:青山治世(中国研究所常務理事、亜細亜大学准教授)、関智英(中国研究所理事、津田塾大学准教授)
※本シンポジウムを基にした特集を『中国研究月報』892~994号(2022年6~8月)に連載しました。
「血の同盟」の来し方、いま、これから―中朝友好協力相互援助条約締結60年シンポジウム」
2021年10月16日(土)13:00~15:00 オンライン(Zoom)
宮本悟(聖学院大学)「北朝鮮の対外政策における軍事同盟の目的」
堀田幸裕(霞山会・愛知大学)「更新された中朝友好協力相互援助条約―米中対立下での中国の思惑」
ディスカッサント:朱建栄(東洋学園大学)
司会:川島真(東京大学、中国研究所)
※本シンポジウムを基にした特集を『中国研究月報』888号(2022年2月)に掲載しました。
シンポジウム「中国共産党の「百年」を考える」
2021年7月18日(日) オンライン(Zoom)
報告者:
1)建国以前から建国初期:石川禎浩(京都大学)
2)文革期: 谷川真一(神戸大学)
3)改革開放期: 益尾知佐子(九州大学)
4)習近平政権: 鈴木隆(愛知県立大学)
ディスカッサント:
天児慧(早稲田大学名誉教授)/阿南友亮(東北大学)
司会:川島真(東京大学、中国研究所)
※本シンポジウムを基にした特集を『中国研究月報』884号(2021年10月)に掲載しました。
シンポジウム「外交記録公開―天安門事件関連文書を読む―」
2021年2月23日(火・祝) オンライン(Zoom)
パネリスト:加茂具樹(慶應義塾大学)、諏訪一幸(静岡県立大学)、
城山英巳(北海道大学)
司会:川島真(東京大学、中国研究所)
※本シンポジウムを基にした特集を『中国研究月報』879号(2021年5月)に掲載しました。
ワークショップ「東アジアのコロナ禍を考える―伝染病と報道―」
2020年8月10日(月) オンライン(Zoom)
報告1「感染症対策における中国モデルの行方」飯島渉(青山学院大学)
報告2「日本のバイラル情報(メディア流言)と潜在的輿論」佐藤卓己(京都大学)
報告3「中国のコロナ報道と愛国主義」孫安石(神奈川大学)
報告4「台湾のコロナ対策と民意」川島真(東京大学)
司会:青山治世(亜細亜大学、中国研究所)
※本ワークショップを基にした特集を『中国研究月報』874号(2020年12月)に掲載しました。
五四運動百年記念シンポジウム
2019年11月24日(日) 東洋文庫講演室
報告1「「五四新文化運動」再考」森川裕貫(関西学院大学)
コメント 孫安石(神奈川大学、中国研究所)
報告2「「新文化運動」と「文化主義」―日中間の思想の同時代性と差異」 竹元規人(福岡教育大学)
コメント 小野寺史郎(埼玉大学)
報告3「五四運動と日本の黎明会」武藤秀太郎(新潟大学)
コメント 吉澤誠一郎(東京大学)
報告4「デモクラシーの黄昏―吉野作造・新人会と中国」孫江(南京大学)
コメント 関智英(東洋文庫、中国研究所)
報告5「陳独秀の革命と言語」村田雄二郎(同志社大学)
コメント 藤谷浩悦(駒沢大学)
全体コメント 川上哲正(文教大学、中国研究所)
司会 青山治世(亜細亜大学、中国研究所)・関智英(津田塾大学、中国研究所)
※本シンポジウムを基にした特集を『中国研究月報』867号(2020年5月)に掲載しました。
※これ以前に開催されたものについては、現在のところ未掲載です。
新春講演討論会
年1回、1月下旬の土曜日に開催する講演会です。所員・研究会員・一般の方を問わずどなたでもご参加いただけます。
2024年
熊倉 潤(法政大学法学部教授)「新疆問題の現在」
日時:2024年1月20日(土)
場所:東洋文庫講演室(対面)+Zoom(オンライン)
2023年
福嶋亮大(立教大学文学部准教授)「中国思想の政治的転回―天下と本土の間で」
日時:2023年1月21日(土)
場所:東洋文庫講演室(対面)+Zoom(オンライン)
2022年
佐藤千歳(北海商科大学教授)「現代中国の宗教活動と宗教政策」
日時:2022年1月29日(土)
方法:オンライン(Zoom)
2021年
嵯峨隆(静岡県立大学名誉教授)「日中関係の思想史―アジア主義」
日時:2021年1月30日(土)
方法:オンライン(Zoom)
2020年
遊川和郎(亜細亜大学教授)「混乱続く香港情勢一国二制度の行方」
日時:2020年1月25日(土)
場所:中国研究所会議室
2019年
丸川知雄(東京大学教授)「米中貿易戦争が中国および第3国へ及ぼす影響」
日時:2019年1月26日(土)
場所:中国研究所会議室
2018年
刈間文俊(東京大学教授)「中国映画研究をふりかえって」
日時:2018年1月27日(土)
場所:中国研究所会議室
2017年
田中哲二(中央アジア・コーカサス研究所所長)「新たな中・米関係とTPP、RCEP」
日時:2017年1月28日(土)
場所:中国研究所会議室
2016年
辻村達哉(共同通信社編集論説委員) 「中国科学技術の実力ーノーベル賞で日本を抜くか」
日時:2016年1月30日(土)
場所:中国研究所会議室
2015年
加々美光行(愛知大学名誉教授)「中国の国家と民族ー東アジアの安全保障との関連から」
日時:2015年1月31日(土)
場所:中国研究所会議室
2014年
岡田充(共同通信社客員論説委員)「尖閣諸島問題の出口を探る」
日時:2014年1月25日(土)
場所:中国研究所会議室
2013年
川島真(東京大学准教授)「尖閣諸島をめぐる歴史言説の日中比較」
日時:2013年1月26日(土)
会場:中国研究所会議室
2012年
窪田秀雄(テピア総合研究所副所長)「中国の原子力政策最前線」
日時:2012年1月28日(土)
場所:中国研究所会議室
2011年
高原基彰(東京工科大学非常勤講師)「中国ネット新世代のナショナリズム」
日時:2011年1月29日(土)
場所:中国研究所会議室
2010年
渋谷祐(エナジー・ジオポリティス代表取締)「中国の資源外交と海のユーラシア・エネルギー地政学」
清水学(帝京大学教授)「中国の資源エネルギー外交の中央アジア・南西アジアからアフリカへの展開」
日時:2010年1月30日(土)
場所:中国研究所会議室
2009年
吉岡孝行(シンポインターナショナル株式会社代表取締)「中国産食品輸入の現場から」
森路未央(日本貿易振興機構)「2008年の中国食品安全問題」
日時:2009年1月31日(土)
場所:中国研究所会議室
2008年
金子秀敏(毎日新聞論説室専門編集委員)「第17回党大会後の胡錦濤政権の行方」
日時:2008年1月26日(土)
場所:中国研究所会議室
2007年
山本勲(日本経済新聞論説委員)「和諧社会の建設を進める胡錦濤政権の内政と外交」
日時:2007年1月27日(土)
場所:中国研究所会議室
2006年
園田茂人(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)「中国最新社会事情」
日時:2006年1月28日(土)
場所:中国研究所会議室
2005年
浜勝彦(創価大学教授)「胡錦濤体制の親民政策ーその実態と課題」
日時:2005年1月29日(土)
場所:中国研究所会議室
2004年
相川泰(日本学術振興会特別研究員)「最近の中国の環境問題」
日時:2004年1月31日(土)
場所:中国研究所会議室
2003年
菊池道樹(法政大学教授)「温州の企業家たち」
田中信行氏(東京大学社会科学研究助教授)「農村の選挙改革をめぐって」
日時:2003年1月25日(土)
場所:中国研究所会議室
2002年
横田高明(大阪経済大学教授)「WTO加盟後の中国と日中経済」
日時:2002年1月26日(土)
場所:中国研究所会議室
2001年
高橋満(中国研究所常務理事)「中国の社会保障問題」
日時:2001年1月27日(土)
場所:中国研究所会議室
2000年
大久保勲(東銀リサーチインターナショナル研究理事)「21世紀の中国経済ー4倍増計画の成果と今後の展望」
日時:2000年1月29日(土)
場所:中国研究所会議室
定例学術研究会
中国に関する研究を発表する方を、所員・研究会員に限らず、広く募集しています。ベテラン研究者と若手研究者の交流促進の場でもありますので、大学院生・若手研究者の応募を歓迎します。年4回の開催を原則としています。
2024年度第2回(2024.10.5)対面+オンライン
(1)史雨(神戸大学大学院)
張資平による池田小菊の翻案─『帰る日』から『飛絮』へ
討論:城山拓也(東北学院大学)
(2)古谷創(明治大学大学院)
『清議報』日本語雑誌翻訳記事における国家意識の生成―国名の自称の選択を事例として
討論:沈国威(浙江工商大学)
2024年度第1回(2024.5.25)対面+オンライン
(1)小川主税(北京第二外国語学院)
男の絆、あるいは女の声──老舎『趙子曰』におけるジェンダー表象
討論:杉村安幾子(日本女子大学)
(2)村田雄二郎(中国研究所、同志社大学)
東洋文庫蔵『リットン調査団 満鉄特製アルバム』について
2023年第3回(2023.12.2)対面+オンライン
曹嗣衡〔Cho Chi Hang〕(香港中文大学日本研究学系博士課程)
毛沢東研究に見る文革礼賛派の狂熱と懺悔―新島淳良を例として
討論:杉山文彦(中国研究所)
2023年第2回(2023.9.10)対面+オンライン
(1)藥袋佳祐(名城大学)・望月直人(琉球大学)
中国国際法学における「国際法基本原則」学説の研究
討論:高橋力也(横浜市立大学)
(2)小野泰教(学習院大学)
新儒家における直観をめぐる議論について―馮友蘭を中心に
討論:吾妻重二(関西大学)
2023年第1回(2023.3.25)対面+オンライン
(1)王天驕(名古屋大学大学院)
在日華僑学校の国語教科書と児童作文―1936年「排日」教科書事件前後を中心に
討論:曽士才(法政大学)
(2)董子昂(北海道大学大学院)
「二重の周縁」の構築―世紀転換期における漢籍とフランス語旅行記の中の雲南言説
討論:武内房司(学習院大学)
2020年第1回(2020.9.12)オンライン
(1)景旻(東京大学大学院)
中華人民共和国成立初期における上海の外国人管理―社会主義国家システムの構築と外国人
討論:大澤武彦(国立公文書館)
(2)許楽(慶應義塾大学大学院)
中国失業保険制度の創出―福祉構築をめぐる政治力学
討論:澤田ゆかり(東京外国語大学)
2019年第3回(2019.12.7)
(1)藤井元博(防衛省防衛研究所)
1942年のビルマ戦線における日中戦争要因―日中双方の視点から
討論:山本真(筑波大学)
(2)吉田久治(中国研究所事務局)
武田泰淳論―その文学的出発・中国との関わり等(後編)
討論:杉山文彦(中国研究所)
2019年第2回(2019.9.7)
(1)張天恩(早稲田大学大学院博士課程)
清仏戦争前後の中国外政機関と政策決定の特質―清仏間の外交交渉過程との関連を中心として
討論:千葉正史(東洋大学)
(2)吉田久治(中国研究所事務局)
武田泰淳論―その文学的出発・中国との関わり等
討論:杉山文彦(中国研究所)
2019年第1回(2019.3.2)
司会:川上哲正氏(中国研究所)
(1)森巧(一橋大学大学院博士課程)
1950年代後半のアジア地域経済協力をめぐる日華関係
討論:趙宏偉(中国研究所・法政大学)
(2)張天恩(早稲田大学大学院博士課程)
清仏戦争前後中国における議会論と外交
討論:青山治世(中国研究所・亜細亜大学)
2018年第4回(2018.12.1)
(1)周俊(早稲田大学大学院博士課程)
中華人民共和国建国前夜における南下幹部の動員―華北の農村・都市の比較から
討論:河野正(東京大学社会科学研究所)
(2)杉山文彦(中国研究所)
清末から民国初期にかけての中国人の日本観について(後編)
2018年第3回(2018.9.15)
(1)矢久保典良(千葉商科大学非常勤講師)
耕牛とその保護をめぐる中国ムスリムの認識ー日中戦争時期、湖北を中心に
討論:田中剛(帝京大学)
(2)杉山文彦(中国研究所)
清末民国初期の中国人の日本観について
2018年第2回(2018.6.1)
(1)徐偉信(東京大学大学院)
中華人民共和国の麻薬密輸疑惑をめぐる国際宣伝戦(1950-1963)
討論:梅村卓(明治学院大学等非常勤講師)
(2)竹内翔馬(中国研究所編集部)
日中サブカルチャーにおける間文化性ー「碧藍航線」を事例として
討論:千野拓政(早稲田大学)
2018年第1回(2018.3.15)
(1)高柳峻秀(東京大学大学院)
国民政府期中国の日本研究ー1930年前後の日本(語)研究熱と日本研究雑誌を中心に
討論:孫安石(中国研究所・神奈川大学)
(2)川上哲正(中国研究所)
教科書からみた「満洲国」の時代―「林博太郎文庫」と中国
2017年第3回(2017.11.25)
(1)陳彦君(東京大学大学院博士課程)
戦間期における亜細亜学生会の成立と展開
討論:大里浩秋(中国研究所・神奈川大学)
(2)関智英(日本学術振興会特別研究員)
「支那通」概念の一考察
討論:藤谷浩悦(駒澤大学非常勤講師)
2017年第2回(2017.6.3)
荻恵里子(京都府立大学大学院)
総理衙門大臣とその活動ーイギリス国立公文書館所蔵漢文史料を手がかりとして
討論:青山治世(『中国研究月報』編集委員・亜細亜大学)
2017年第1回(2017.3.4)
(1)陳悦(名古屋大学大学院)
李安の『ラスト・コーション』における上海イメージ
討論:代田智明(『中国研究月報』編集委員・東京大学)
(2)藤井元博(慶應義塾大学大学院)
重慶国民政府軍の対外関係における機能強化―仏領インドシナ工作を事例に
討論:趙宏偉(中国研究所・法政大学)
2016年第4回(2016.12.17)
(1)呉修喆(東京大学大学院)台湾の謎人と謎社
討論:松永正義(一橋大学名誉教授)
(2)東家友子(東京大学大学院)
魯迅編『凱綏珂勒恵支版画選集』について
討論:代田智明(『中国研究月報』編集委員・東京大学)
2016年第3回(2016.9.17)
(1)陳洋(東洋大学大学院)
日本の新聞と中国報道に関する一考察
討論:山田賢一(中国研究所・NHK放送文化研究所)
(2)土肥歩(青山学院大学非常勤講師)
清末における広西の游勇反乱と災害救援
討論:杉山文彦(中国研究所)
2016年第2回(2016.6.4)
(1)劉建雲(中国研究所研究会員)
近代日本の対中国事業と中島真雄
討論:大里浩秋(中国研究所・神奈川大学)
(2)山口早苗(東京大学大学院)
孤島期上海における『宇宙風乙刊』の意義
討論:代田智明(『中国研究月報』編集委員・東京大学)
2016年第1回(2016.3.5)
(1)下田貴美子(早稲田大学大学院)
1937年の蒋経国の「期待された」帰国
討論:趙宏偉(中国研究所・法政大学)
(2)トーマス・バレット(東京大学大学院)
ハリデー・マカートニーと清末中国の外交―曾紀沢の任期を中心に
討論:本野英一(早稲田大学)
2015年第1回(2016.1.23)
(1)胡頴(神奈川大学大学院)
直隷省の留日学生派遣とその経費
討論:川上哲正(中国研究所)
(2)佐藤淳平(東京大学大学院)
20世紀初頭清朝に於ける財政集権化
討論:青山治世(『中国研究月報』編集委員・亜細亜大学)
21世紀シルクロード研究会
20世紀の経験と教訓に基づいて21世紀の新たな日中関係の構築に貢献すること、これは中国研究所の活動の目的の1つです。本研究会は、ランドブリッジによりヨーロッパとアジアを結ぶ、人流、物流、情報往来、市場経済システムの導入、文化交流等の現状と展望に関する研究を通じて、21世紀の新たな日中関係構築に貢献しようとするものです。
世話人:渋谷祐(代表、中国研究所所員)、浜勝彦(副代表、中国研究所元理事長)
第115回(2024.3.7)早田寛(慶応義塾大学大学院博士課程)「習近平体制の対外開放政策と地方の役割」
第114回(2023.11.25)趙宏偉(中国研究所理事)「一帯一路10周年と国際秩序の現状変更」/コメンテーター 澁谷祐(本研究会代表)
第113回(2023.8.4)久野新(亜細亜大学教授)「日本の経済安全保障政策と供給網の強靭化」
第112回(2023.4.26)髙見澤学(日中経済協会理事・調査部長)「中国への地政学的アプローチ」
第111回(2023.1.10/オンライン)清水学(有限会社ユーラシア・コンサルタント代表取締役)「米中対立の狭間の南西アジアの新情勢」
第110回(2021.11.30/オンライン)竹原美佳(石油天然ガス・鉱物資源機構(JOGMEC)上席研究員)「中国のエネルギー危機とその影響」
第109回(2020.12.26/オンライン)青山治世(中国研究所理事・亜細亜大学准教授)「明・清代の古地図から読み解く「釣魚嶼」(尖閣諸島)の帰属問題」
第108回(2020.2.7)大西広(慶應義塾大学教授)「『アジア的』反グローバリゼーション運動としての香港・台湾」
第107 回(2019.12.4)渋谷祐(独立コンサルタントエナジー・ジオポリティクス代表)「一帯一路6周年とエネルギー変革の波」
第106 回(2019.9.27)岡田充(共同通信客員論説委員)「香港デモの深層奔流、台湾は呼応するか」
第105 回(2019.7.31)田中哲二(中国研究所会長・中央アジアコーカサス研究所所長)「中欧ユーラシアから見た一帯一路―岐路に立つカザフスタンをケースとして」
第104 回(2019.5.22) 趙宏偉(法政大学教授)「一帯一路サミット関連の萬壽フォーラムの出席報告」
第103 回(2019.3.25)伊藤千尋(元朝日新聞記者)「なぜいま南米は激動するのか」
第102回(2019.1.22)倉重拓(清華大学講師)「米中危機において『チャイナハンズ』の歴史的意義を考える」
第101回(2018.11.7)竹内幸史(『国際開発ジャーナル』編集委員)「一帯一路と第三国における日中協力の可能性」
第100回(2018.9.28)李瑞雪(法政大学教授)「一帯一路構想とユーラシア横断鉄道コンテナ輸送の実態」
第99回(2018.7.20)川名浩一(日揮株式会社副社長)「氷上のシルクロードYamal LNGプロジェクト」
第98回(2018.5.25)範雲涛(亜細亜大学教授)「日中韓三カ国間の経済協力について」
第97回(2018.3.27)中川十郎(名古屋市立大学特任教授)「一帯一路の現状と将来ー陸の『西安』と海の『天津』より考察する」
第96回(2018.2.2)望月克哉(東洋英和女学院大学教授)「習近平の『海のシルクロード戦略』とアフリカ」
第95回(2017.10.24)本村真澄(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)「エネルギーにおける中国・ロシアの関係」
第94回(2017.8.24)伊集院敦(日本経済研究センター主席研究員)「変わる東北アジアの経済地図と朝鮮半島クライシス」
・第93回(2017.6.20)中村義博(元ウルグアイ大使)「中露関係と日米」
・第92回(2017.4.27)李燦雨(帝京大学准教授)「朝鮮半島情勢と中国」
・第91回(2017.2.23)清水学(ユーラシア・コンサルタント代表取締)「中国・南アジア関係の現段階」
第90回(2016.12.20)ー花田麿公(元駐モンゴル大使)「現代モンゴルの課題と日本・東北アジア関係の将来」
第89回(2016.10.27)高見澤学(日中経済協会調査部長)「北京勤務の4年間を顧みる」
第88回(2016.9.13)矢吹晋(横浜市立大学名誉教授)「海のシルクロードの夢を砕くかー南シナ海の現実」
第87回(2016.6.20)中沢賢治(元EBRDタシケント・スコピエ・ビシュケク事務所長)「中央ユーラシアの国々への投資とリスク」
第86回(2016.4.25)二村忍(ユーラシア企画代表)「現代シルクロードを旅する」
第85回(2016.1.16)渋谷祐(早稲田大学資源戦略研究所主任研究員)「北東アジアのエネルギーをめぐる中ロvs日米のパワーゲーム」、岩間剛一氏(和光大学経済学部教授)「エネルギー情勢の最新動向と今後の見通し」
第84回(2015.12.17)岡田充(共同通信客員論説委員)「新たな現状で野党縛る―国際関係から読む中台首脳会談」
第83回(2015.11.19)姜英之(東アジア総合研究所理事長)「最近の朝鮮半島情勢について」
第82回(2015.10.29)清水学(ユーラシア・コンサルタント代表)「インド洋と南アジアを巡る最近の動向」
第81回(2015.9.29) 茅原郁生(拓殖大学名誉教授)「中国の安全保障戦略―習近平の外交戦略と軍事戦略
第80回(2015.7.14)後藤康浩(日本経済新聞社編集委員)「インド洋経済圏の勃興と海のシルクロード」
第79回(2015.6.25)福井孝敏(TFアソシエイツ)「浮上するか?タイのクラ運河構想」
第78回(2015.4.21)今井宏平(日本学術振興会特別研究員)「トルコの対中東・中国外交」
第77回(2015.2.17)美根慶樹(平和外交研究所代表)「北朝鮮事情と日朝関係」
第76回(2014.12.18)加藤九祚(国立民族学博物館名誉教授)「古代における中国と中央アジアの考古学的関係」
第75回(2014.11.25)小沼孝博(東北学院大学准教授)「遊牧国家と『シルクロード』」
第74回(2014.9.20)清水学(ユーラシア・コンサルタント)「インド新政権の特徴と課題」
第73回(2014.8.7)大先一正(中東研究センター研究員)「ひび割れた肥沃の三ヶ月地帯-イラク分裂とどうなる石油」
第72回(2014.7.8)李燦雨(帝京大学専任講師)「北朝鮮の開発・開放政策と北東アジアの発展モデル」
第71回(2014.5.17)武石礼司(東京国際大学教授)「インドシナ半島の交通インフラと中国との連結」
第70回(2014.4.22)田中哲二(中央アジア・コーカサス研究所長)上海協力機構(SCO)の拡大と中ロのユーラシア戦略」
第69回(2014.1.18)小島末夫(国士舘大学教授)「中国の新シルクロード戦略と ユーラシア・ランドブリッジの新展開」
第68回(2013.12.18)三輪茂基(ソフトバンク経営戦略室室長) 「アジアスーパーグリッド構想から実現へ」
第67回(2013.11.9)三井三夫(軍事問題アナリスト)「ロシアのユーラシア安全保障に関する戦略的思考の検証」
第66回(2013.8.24)岩間正春(早稲田大学客員研究員)「変容するユーラシア大陸の輸送ルート」
第65回(2013.1.12)渋谷祐(早稲田大学資源戦略研究所主任研究員)「シェール革命・フクシマ後の世界、北東アジアと日本のエネルギー展望」
第64回(2012.12.15)阿部治平(元青海師範大学講師)「青海チベットから見た中国」
第63回(2011.11.26)竹原美佳(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)「中国の中央アジア資源戦略」 ※講演内容は『中国研究月報』768号に掲載
第62回(2011.9.17)平泉秀樹(アジア経済研究所研究員)「中ロ国境地区における人的・経済的交流の現状と展望」
第61回(2011.2.12)辻忠博(日本大学教授)・呉逸良(日本大学准教授)・陸亦群(日本大学准教授)「新シルクロードの経済発展ー「ビーズ型」開発戦略とダイナミック・キャッチアップ・モデル―中央アジア物流の新傾向」
第60回(2010.10.30)浅海茂(シー・エンタプライズ代表)「中央アジア物流の新傾向―ビジネスモデル展開を踏まえて」
第59回(2009.7.11)田中哲二(中央アジア・コーカサス研究所所長)「中央アジアの現状とその構造変動をどう見るか」
第58回(2009.5.16)渡里文恵(二胡奏者)「二胡演奏と解説―シルクロードから日本への歩みの中で」 ※講演内容は『中国研究月報』738号に掲載
第57回(2007.3.24)池上正治(作家)「水辺から見た中国ー大長江の取材を終えて」
第56回(2007.3.17)大塚茂(日韓トンネル研究会副会長)「日韓トンネル研究の経緯と現状」
第55回(2005.6.25)高橋邦夫(法務省札幌入国管理局局長)「中国の『平和的台頭論』と東アジア共同体」
第54回(2005.2.5)阿部治平(中国連雲港市淮海工学院訪問学者)「青海省チベット族の現代史―1958年前後のアムドから」
第53回(2004.10.23)高見澤学(日中経済協会事業開発部主査)「中国の石油需給と中央アジア・東シベリアパイプライン」
第52回(2004.7.12)安藤潤一郎(日本学術振興会特別研究員)「中国近現代史における回民/回族」
第51回(2004.6.28)高橋巖根(日本大学非常勤講師)「ウズベキスタンの国家、宗教、地域社会」※講演内容は『中国研究月報』681号に掲載
第50回(2004.4.12)渋谷祐(エナジー・ジオポリティックス社代表取締)「東シベリアの原油パイプライン・ポリティクス」
第49回(2003.10.18)ミハイル・トゥルヒーン(早稲田大学人間科学研究科)「ロシア・極東連邦管区における人口変動
第48回(2003.7.26)小川政邦(創価大学教授)「ロシア極東地方のパイプライン計画と輸送事情」
第47回(2003.7.5)濵勝彦(創価大学教授)「新疆分離運動に対する中国政府の対策」
第46回(2003.6.21)美根慶樹(前セルビア・モンテネグロ大使)「欧亜のかけ橋としてのセルビア」
第45回(2002.3.29)守屋幸一郎(三菱マテリアル㈱顧問)「新疆自治区に見る西部大開発」
第44回(2002.12.6)花田麿公(前モンゴル大使)「ミレニアム・ロードとモンゴル」
第43回(2002.9.7)袁鋼明(中国社会科学院経済研究所教授)「実施段階にある中国西部大開発の諸問題」
第42回(2002.7.20)孫崎享(防衛大学校教授)「イランと中央アジア」
第41回(2002.07.06)玉山昌顕氏(日本マクロエンジニアリング学会顧問)「シルクロードの水資源長江・黄河上中流の水資源問題を中心に」
第40回(2002.3.23)許長旺(中国国家発展計画委員会発展計画司一処副処長)「中国の第10次5ヵ年計画策定と西部大開発」
第39回(2002.3.9)池上正治(作家)「ビジュアル・トーク『天山山脈 薬草紀行』」
第38回(2002.2.2)周牧之(国際開発センター調査部研究員)「中国の都市化とシルクロードの展望」
第37回(2001.11.17)濵勝彦(創価大学教授)・沼尻勉(中国研究所理事)「ニュー・シルクロード地域協力国際シンポジウム2001(西安)の概況」
第36回(2001.7.21)中村保(日本山岳会理事)「ヒマラヤの東ー地図の空白地帯を行く」
第35回(2001.6.2)タシ・ツェリン(青海民族学院講師)「アムド・チベットの生活と文化」
第34回(2001.4.14)浅海茂(日本通運海運事業部調査役)「中央アジアにおける国際複合一貫輸送について」
第33回(2001.3.24)濵勝彦(創価大学教授)「現地で見た中国の西部大開発の動き」
第32回(2000.9.2)持田豊(国際ハイウェイプロジェクト・日韓トンネル研究会会長)「欧亜ランドブリッジから見た日韓トンネルの意義」
第31回(2000.7.29)池上正治(作家)「ビジュアル・トーク『チベットの生死と医薬』」
第30回(2000.6.10)毛里和子(早稲田大学教授)「中国周縁研究―その魅力と落とし穴」
第29回(2000.3.18)田中哲二(東芝常勤顧問、キルギス共和国大統領顧問)「キルギス邦人拉致事件に学ぶもの」
第28回(2000.2.19)久保田真司(前モンゴル大使)「モンゴルから見た北東アジア」
第27回(2000.1.22)八巻佳子(四川大学客員研究員)「『チベット研究文献目録』出版の周辺」
第26回(1999.12.11)金森久雄(日本経済研究センター顧問)「環日本海地域の発展と図們江開発について」
第25回(1999.6.19)前田奉司(住友商事業務企画グループCIS市場担当部長)「極東ロシアの現状と日露経済関係」
第24回(1999.6.12)八島継男(国際善隣協会環境推進センター・チーフアドバイザー)「中国における国際環境協力の諸相」
第23回(1999.2.27)クルト・W・ラドケ(早稲田大学教授)「ヨーロッパとアジアの関係及びランドブリッジの可能性について」
第22回(1999.2.6)島村史郎(元総理府統計局長)「北東アジアの動向とわが国の対応」
第21回(1998.12.5)中見立夫(東京外国語大学教授)「『東北アジア』の歴史空間」
第20回(1998.10.24)田中哲二(東芝常勤顧問)「中央アジアの現状―経済を中心に」 ※講演内容は『中国研究月報』626号(2000.4)に掲載
第19回(1998.9.19)吉田世津子(東京都立大学大学院)「クルグズスタン:経済改革と村落部での受容過程」 ※講演内容は『中国研究月報』632号に掲載
第18回(1998.7.18)高橋巖根(前在ウズベキスタン日本大使館専門調査員)「ウズベキスタンを見る―鳥の目・虫の目」※講演内容は『中国研究月報』627号(2000.5)に掲載
第17回(1998.6.27)井村哲郎(新潟大学教授)「満鉄資料から見た東北アジア」
第16回(1998.6.6)杜進(東洋大学教授)「北九州から見た北東アジア経済協力」
第15回(1998.3.28)マリア・サキム(新疆医学院助教授)「新疆自治区における少数民族教育と文化の現状」 ※講演内容は『中国研究月報』623号に掲載
第14回(1998.2.28)高成鳳(専修大学講師)「欧亜ランドブリッジの一環としての東北アジア鉄道網」 ※講演内容は『中国研究月報』631号に掲載
第13回(1997.12.20)佐々木清隆(大蔵省金融調査部調査課総括課長補佐)「OECDから見た中央アジア諸国の経済改革」
第12回(1997.11.22)鯉渕信一(亜細亜大学教授)「モンゴルの対近隣諸国関係をめぐって」
第11回(1997.10.18)林俊雄(創価大学教授)「フィールド調査から見た草原のシルクロード」
第10回(1997.9.20)佐久間邦夫(東西問題研究所主任研究員)「ロシア・中央アジアの石油開発と地政学」
第9回(1997.7.26)神原達(日本エネルギー経済研究所国際協力プロジェクト部研究主幹)「中国のエネルギー問題と国際環境」
第8回(1997.6.21)小松久雄(東京大学大学院教授)「旧ソ連の対中央アジア民族政策」
第7回(1997.5.24)濵勝彦(創価大学教授)「中国の高成長経済と国際環境」
第6回(1997.3.22)清水学(前アジア経済研究所総合研究部部長)「中央アジア諸国の市場経済化の現状と展望」
第5回(1997.2.22)斎藤哲(日本経済新聞社論説委員)「ロシアの中央アジア政策の現状と展望」
第4回(1997.1.25)加藤九祚(創価大学教授)「中央アジアの現状と21世紀の展望」
第3回(1996.11.24)王柯(神戸大学助教授)「新疆の民族・経済問題」 ※講演内容は『中国研究月報』620号に掲載
第2回(1996.10.26)孫崎享(前ウズベキスタン大使)「ウズベキスタンから見た世界」
第1回(1996.9.28)馬成三(国際貿易研究所研究員)「WTO加盟問題に対する中国の姿勢について」
田中修の中国塾
「中国塾」は早稲田大学の木下俊彦氏によって始められ、アジア経済研究所の田中修氏が継承した、産学官にわたる老壮青の世代を超えた中国関係者の交流活動のプラットフォームです。田中氏のアジア経済研究所退職に伴い、2023年度より中国研究所を母体とした「田中修の中国塾」として活動を継続することになりました。
※「田中修の中国塾」は笹川平和財団との共同事業として開催しています。
第6回 2024年11月13日(水) オンライン
(1)田中修「7−9月期のGDPと経済のテコ入れ策」
(2)曹雲珍(日本不動産研究所研究部)
「低迷期の中国不動産市場:現状と未来への展望」
(3)小嶋華津子(慶応義塾大学法学部教授)
「統治機構の再編にみる習近平政権の統治構想」
第5回 2024年8月8日(木) オンライン
(1)田中修「党3中全会の注目点」
(2)高久保豊ゼミ(日本大学)からの報告
「日大商高久保ゼミの紹介と共同研究報告:胎動する日中協業の新しい形~国を超えるオープンソース・ソフトウエア(OSS)~」
(3)福本智之(大阪経済大学経済学部教授)
「4-6月の経済状況と今後の経済政策の課題」
第4回 2024年4月4日(木) オンライン
(1)田中修「政府活動報告のポイント」
(2)京論壇「京論壇2023年度活動報告」
(3)高原明生(東京女子大学特別客員教授(前東京大学大学院法学政治学研究科教授))「中国の内政の動向ーー全人代を経て」
第3回 2024年1月31日(水) オンライン
(1)田中修「中央経済工作会議のポイント」
(2)日中学生会議
「日中学生会議活動報告~42期活動実績と今後に向けて~」
(3)齋藤尚登(大和総研経済調査部長)
「中国の不動産不況と金融リスクの行方」
第2回 2023年10月11日(水) オンライン
(1)田中修「最近の経済動向と当面の経済政策」
(2)岡豊樹(日中投資促進機構代表理事事務局長、みずほ銀行理事)
「最近の日中経済交流の現場から」
(3)関志雄(野村資本市場研究所シニアフェロー)
「中国経済の現状と課題」
第1回 2023年7月5日(水) オンライン
(1)田中修「中国経済の最新動向」
(2)高久保豊ゼミ(日本大学)からの報告
2022年度および2023年度の研究テーマについて
宮本賞受賞論文について
(3)川島真(東京大学教授、中国研究所理事)
「習近平政権の歴史政策――書き直される中国近現代史」
『中国年鑑』デジタル化プロジェクト・アウトリーチ研究会
1955年に中国研究所が創刊した年刊書籍である『中国年鑑』は、政治・外交・経済・産業・社会・⽂化など中国に関する最新情報を網羅する内容をほぼ70年近くにわたって発行してきた、世界的にも稀有の刊行物である。これをデジタル化して広く世界に公開することにより、⽇本で理解されていた中国の態様とその変化、⽇本の(⼀つまた代表的な)中国観の系譜が⼀層明確になると考えられる。そのための調査・研究を行う研究会である。
第3回 2024年7月15日/東京大学駒場キャンパス(オンライン併用)
「1987年の『中国年鑑』を読む――胡耀邦政権の帰趨と日中関係」
報告者 河合玲佳(東京大学大学院博士課程単位取得退学)、川島真(東京大学教授、中国研究所常務理事)
第2回 2024年3月11日/ 東京大学駒場キャンパス(オンライン併用)
「1979年の『中国年鑑』を読む――どのように日中平和友好条約をとらえたか」
報告者 横山雄大(東京大学大学院博士課程)、川島真(東京大学教授、中国研究所理事)
第1回 2024年3月1日/ 東京大学駒場キャンパス(オンライン併用)
「1973年の『中国年鑑』を読む――どのように日中国交正常化をとらえたか」
報告者:川島真(東京大学教授、中国研究所理事)